インストリーム広告とは?これから活用するために知っておきたい種類とメリットデメリット

インストリーム広告とは?これから活用するために知っておきたい種類とメリットデメリット

Web広告2021.04.25

目次


インストリーム広告は、YouTubeやAmeba TVなどの動画サイトで、動画を視聴する前や途中、試聴した後に配信されています。YouTubeへの注目が高まるとともに、インストリーム広告の需要も年々増加しています。


今回は、インストリーム広告をこれから活用してみたいという人へ覚えておくべき基礎講座とメリットデメリットについて詳しくご紹介します。


インストリーム広告とは?


インストリーム広告は、YouTubeやAmeba TVなどの動画サイトをはじめ、FacebookやTwitter、Instagramなど、動画配信されるサイトを中心に配信されている動画広告配信フォーマットです。


パソコンはもちろん、スマホやタブレットなど、さまざまなデバイスに対応しており、一般的なバナー広告に比べ、広告表示画面が大きく、映像に加えて音声やテキストをプラスすることで、静止画よりも多くの情報をユーザーへ伝えることができます。


動画を視聴する前や途中、試聴した後に配信されますが、5秒経過すると広告をスキップすることができる特徴を持っています。


インストリーム広告にはどんな種類がある?


インストリーム広告は、動画サイトで広告が表示されるタイミングによって幾つかの種類に分けることができます。


プレロール広告


視聴される確率が最も高い「ユーザーが見たい動画を視聴する前」に配信される広告です。配信された広告には「5秒後にスキップ」などのテキスト文が表示されます。


ミッドロール広告


動画を視聴している途中にテレビCMnoような形で配信される広告です。次の動画へのつなぎとなるのでスキップするユーザーが少なく、離脱率の低さが特徴です。プレロール広告についで視聴率のよい広告です。


エンドロール広告


動画が終了した時点で配信される広告なので、プレロール広告、ミッドロール広告に比べると、一番離脱しやすい広告です。


バンパー広告


わずか6秒ほどの短い尺を利用して配信される広告です。スキップ不可ですが、短い時間なので、不快に感じるユーザーは少ないようです。


##インストリーム広告のメリットデメリット


ここでは、インストリーム広告をより効果的に活用するため、広告がもつメリットとデメリットについて見てみることにしましょう。


メリット


インストリーム広告を利用して得られるメリットについて詳しく見てみることにしましょう。


YouTubeを利用できる


広告を配信する上で最も重要なことのひとつに、「広告を配信する媒体の認知度の高さ」があります。商品の認知拡大を目標にしているのであれば、なおのこと、たくさんの人が利用する媒体を利用することが大きなポイントになります。


YouTubeは、日本国内だけでも6000万人以上のユーザーを保有する人気の動画サイトです。広告を利用して成果を上げるには、できるだけ多くのユーザーに広告を見てもらい、興味を持ってもらうことが何よりの近道になります。


多様なターゲティング


YouTubeを利用しているユーザーはじつに幅広い年齢層があり、それぞれのセグメントだけで膨大なデータを利用したターゲティング設定が可能になります。YouTubeがもつユーザーの閲覧履歴やユーザー属性情報から、利用ユーザーの好みや関心のあるカテゴリをもとに、精度の高い多様なターゲティングが可能になります。


認知拡大のみならず、幅広いターゲティングを設定できることは、最大のメリットと言えるでしょう。


費用対効果のよさ


インストリーム広告の広告費は「視聴課金制」という形式を取っているところがほとんどです。視聴課金制とは、広告動画を30秒以上視聴した場合、もしくは広告がクリックされた場合にのみ料金が発生するというものです。


30秒以内にスキップされた場合は、広告費は発生しないので、初めの数秒でインパクトのある動画作成ができれば、広告費を最低限に抑えつつ、成果を得ることも期待できます。


デメリット


インストリーム広告には、メリットもありますがその反面注意しておきたいデメリットもあります。


ブランディング向きではない


いくらスキップができる広告とはいえ、これから見たい動画が配信される前に突然関係のない動画が配信されることを不快に感じてしまうユーザーも少なくありません。


一度不快に感じてしまうと、その商品自体に不快感を感じるようになってしまうので、商品を利用したブランディングには不向きと言えるでしょう。


動画作成のクオリティ


インストリーム広告は、30秒以内を上限に作成される動画広告です。しかし、5秒経過後にスキップできるため、興味のないユーザーはすぐにスキップしてしまうことでしょう。


動画作成をうまく制作するためには、この最初の5秒間が大きなポイントで、伝えたいことをシンプルかつわかりやすいようにユーザーへ伝えなければなりません。


動画は画像やテキスト広告よりも多くの情報を伝えられる優れたツールではありますが、その反面、誰に何を伝えるかを明確にしておかなければ、インパクトのある動画を作成するのは難しいでしょう。


まとめ


数ある動画広告の中でもより多くの人に見てもらえる可能性の高いインストリーム高億。YouTubeの膨大なユーザー情報を利用すれば、より効果的な広告配信が可能になることも理解できたのではないでしょうか。


是非この機会にインストリーム広告のメリットデメリットを理解してより効果的に活用してみましょう。