業務効率化2021.03.29
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突然ですが読者の皆さんはきちんとDX変革を理解していますか? もし明日、あなたがDX推進担当者に任命されたらどのようにDX変革を遂行していきますか?
そもそもDXの推進が急務である理由は、 「IT人材不足」と古い基幹システム」により、近い将来多大な経済損失が生じるとされているからですが、現在日本企業の7割がDXに着手しており、中でも昨今のコロナ禍(新型コロナウイルスの感染拡大による世界的危機的状況や災難)の影響により「DXが加速した」と回答した企業は約半数にのぼりました。
ここでは社内でのDX推進にあたり、コロナ禍で成功したDXの事例を紹介していきます。
DX成功のカギとは
先にも述べたように、DX推進の勢いは加速の一途をたどっています。
しかしながら、 DX変革に対応するための仕組みと理解の不足から日本では推進が進んでいない企業があるのも事実です。
混同しがちなIT化とDXですが、 IT化は業務で使うツールをデジタル化して業務効率化を目指すこと、情報化社会やデジタル化を進めることであるのに対し、 DXはIT化を手段として変革を進めていくということになります。
DX変革の具体な成功のカギとしては、
- デジタルに精通したリーダーが各部署に配置されているか
- 将来の労働力の変化を見越して、組織のスキルを底上げするべく努力しているか
- 新しい働き方を導入し、社員の生産性の向上に努めているか
- デジタルツールの積極的な導入で、社内基盤をアップグレードしているか
- 現場に見合ったシステムの移行に努めているか
とされています。
これらを行動として移されている企業は、まさにDX変革に成功していると言えるのです。
コロナ禍が後押ししたDX成功事例
それでは、コロナ禍が後押ししたことで加速したDX事例について見ていきましょう。
Uber
「Uber Eats」といえば、配達員が背負うあのリュックを見ない日はないくらい、急激に利用者が増加してます。
ユーザーが料理を買いに行く手間の削減と、 隙間時間でのビジネスチャンスの提供にも一役買ったことで、 コロナ禍でのユーザーの需要と売り手の需要にマッチしたそのサービスが、 着実なビジネスの成長につながりました。
Amazon
買い物といえば、Amazonを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
Amazonは世界中に物流センターを抱える、世界最大級の通販サイトですが、 その他サービスでメジャーなものは、動画と音楽の配信サービスであるAmazonプライムがあります。
いずれのサービスも、コロナ禍で在宅するユーザーからの利用が増加したことでその需要が増加し、 2020年度の売り上げが37%増という結果につながりました。
まとめ
DX成功のカギについて、そしてとコロナ禍で成功したDX事例についてご紹介しました。
日本ならず国外でもますますDXの導入が加速しています。 この動きはますます盛んになることでしょう。
いつ社内のDX推進担当者になってDX化に着手できるよう、皆さんも是非DX変革の理解を進めていきましょう。
参考 「DXの成功例|「鬼滅の刃」から学ぶ最新ビジネス戦略」