ECの集客について(初級編)

ECの集客について(初級編)

Webマーケティング2021.03.31

目次


オンライン広告の種類


ショップを開店したらまずは何をするか!?


それは、集客になります。*集客なくして売上なし!!*


売上を伸ばしているショップは必ず広告にお金を使い売上を上げて行っています。


※中には独自の集客ルートを持ち広告費を押さえているショップも稀にあります


ではオンライン広告とはどういうものがあるのか? 


1. リスティング広告


2. アフィリエイト広告


3. 純広告


4. アドネットワーク(行動ターゲティング/リターゲティング)


5. 記事広告


その他、SEOなど


検索まわりの戦略である「リスティング広告」、「SEO」と、成果報酬であるアフィリエイト広告、メディアの枠を購入する純広告や、クリック型のCPC広告(※1)で大きな媒体へ出稿できるアドネットワークやDSPなども存在します。


上記以外にも様々な広告手法が増えてきている現代において、何の広告をどう利用していけばいいの??という相談をよくいただきます。


次では、各広告の特性について記載いたします。


オンライン広告の特性


オンライン広告では、上記記載の新規顧客獲得窓口と、既存顧客の誘因とに分けられます。


基本、オンライン広告を使って新規を集め、SNSやメールマガジンを利用して既存顧客のベネフィットを育成して行きます。


そのため、今回はSNSやメールマガジンを記載していませんでしたが、SNSでも例えばFacebookにおいては、CPC型の広告出稿ができるようになったりとSNSも進化し始めております。


自社の商品、顧客の行動を見据え、よきタイミングと予算で広告出稿していくことが重要となります。


※ 一般的な広告種類のみ記載


※1 CPC広告 


Google、Yahoo!の提供しているリスティング広告などのクリック課金型の広告。クリックされない限り広告費用がかからない広告出稿モデルのこと。最近ではFacebook広告やアドネットワークなどもこの課金モデルであるが、業界では主にリスティング広告の意味合いで使われることが多い。


尚、CPCはコストパークリックと呼び、インターネット広告で1クリックあたりに支払う費用のことを言う


集客において注意するポイント


オンライン広告はKPIという指標を設定できるため、細かくユーザーの動きを確認することができ、改善することのできる広告と言われています。


KPIとは重要業績評価指標のこと。簡単に言うと、最終的な目標を達成するために設定する指標のことです。ここではウェブマーケティングについてのKPIをECをはじめたての人でも覚えられるようにピックアップします。


1. 新規顧客獲得数


2. CPA(1件あたりの新規顧客獲得単価)▶︎広告費/新規顧客獲得数


3. CVR(購入率)▶︎新規顧客獲得数/UU(%)


4. PV(ページビュー)▶︎サイトが何ページ閲覧されたか


5. UU(ユニークユーザー数)▶︎何人が訪問したか


6. 平均サイト滞在時間▶︎ひとりあたりどれくらいの時間サイトに滞在したか


7. PV/UU(一人あたりのPV数)▶︎一人あたり何ページ閲覧したか


※最近ではUUに変わりセッションで統計と取っているアクセス解析ツールもあります


1〜3に関しては、各広告ごとに設定・集計して行きましょう。


4〜7に関しては、サイト全体、もしくはサイト全体と広告からの流入先LPに分け設定・集計して行きましょう。


もちろん、細かくするともっと多くのKPIを見て行かなければいけませんが、ECサイトをはじめたばかりという方や、これからチャレンジしたいという方はシンプルに考えた方が良いため、上記のKPIを元に、目標設定や実施している施策の検証を行っていくことで予測と検証がしやすくなります。


まとめ


オンライン広告に限らず、広告というのは使う対象者やタイミング、予算の掛け方によって良くも悪くも結果は必ず出ます。


ECを運営するにあたってはおおよその事業者が出稿している顕在層をしっかりと既存顧客へと迎い入れられる『検索まわり』の強化と、リスクの低いアフィリエイトで、成功体験を確立し他の広告出稿へつなげて行くということが成功の鍵となるのではないでしょうか。


オススメのマーケティングツール


リスティング広告の運用


Lisket


Yahoo!JAPANアーケティングソリューション正規代理店、Google認定Partnerであるカルテットコミュニケーションズが提供するリスティング管理ツール。


自社でリスティング運用代行サービスを提供しながらも、その現場で使用しているツールを一般公開しているとのこと。


より現場のノウハウが詰まったマーケティングツールであり、魅力的なのはその価格設定。


利用料金も初期費用0円、月額利用料金1,666円〜と良心的な価格です。


初期費用0円


月額利用料 1,666円〜


ATOM


ウェブ広告大手の株式会社オプトのグループ企業である株式会社テクロコが提供するリスティング管理ツール。


その他にもグループ内に中小企業向けにリスティングを中心に取扱うソウルドアウト株式会社があったりと、広告におけるノウハウは膨大なもの。


そのノウハウが詰め込まれたリスティング管理ツール。


今後の活躍に期待の持てるマーケティングツール。


料金 50,000円〜


THREe


アクセス解析で有名なアドエビスが提供するサービス。配信利用金額の5%で利用できるリスティング管理ツール。主に運用面の作業軽減に効果を発揮するマーケティングツール。


月額利用料 配信広告費用の5%


SEO対策支援


GinzaMetrics


  SEO対策として被リンク対策が難しくなってきた現状で、社内でSEO対策を行っていくための支援ツール。


SEO対策を高いレベルで社内にノウハウを蓄積できるツールです。


月額利用料 100,000円〜


namaz.jp


SEO関連の無料ツールを提供する株式会社ディーボが提供するSEO支援ツール。Google順位変動とパンダアップデート、ペンギンアップデート対策情報を知ることができます。


月額利用料 無料 (※一部有料メニューあり)


SEOちぇき


無料で利用できるSEO支援ツール。


主に自社サイトの順位の確認、インデックス数やページランクの確認を簡単に出来ます。社内で簡単なSEO対策でサイトをすぐにチェックできる便利ツール。


月額利用料 無料