Webマーケティング2021.03.31
目次
サイト接客意識の重要性について
ECサイトを運営していくなかで、集客とならんで重要なことがサイト上での接客になります。
みなさんも実際にある飲食店や洋服屋さんに行った時に感じがいい店員さんやサービスなどで思わずお金を使ったことは少なくともあるかと思います。
じつはECサイトにもその感覚をユーザーが持っているため、ECサイトもターゲットに受け入れらるものにしなければいけません。
では、何がターゲットに受け入れられるのでしょうか?
*その市場で経験を積んだ優秀なマーケッターであればそれは予測することが可能ですが、そういった方を探すよりも自分たちで考え、予測し効果検証を行いながら近づけて行く方が近道だったりします。*
効果検証における改善項目
ECサイトで言う接客としては、
1. サイトの見やすさ(デザイン、情報の配置)
お店の顔にもなるサイト自体がユーザーの興味の持てるサイトになっているか。*要因としては、基調の色であったり、配置する情報だったりします。*
ユーザーの好みに合わせて心地よいサイトを演出しましょう。
2. 商材写真
購入者の約80%が写真を見て購入を決定したと言われる位重要なポイントです。*ECの場合は実際に品を手に取って見れない分、この商材のイメージをどれだけ実物に近づけられるから重要です。*
より現物に近いイメージで見てもらえるようにしましょう。
3. 商材説明文
商材写真に紐づいてくる重要な要素です。写真で伝えきれないことを文字で伝えるとともに、サイトにとってみれば、*SEO対策の一環にもなるのでオリジナルで文章を作成して行きましょう。*
4. 使いやすさ(ボタンの位置、導線など)
バナーやボタンの色によってもユーザーの動きが変わってきます。また、ユーザーが欲しいと思った時に次の行動に出られるようにボタンなどを配置することも必要になります。
*トップページにいるものの、どうやって見たいページにたどりついたらいいかわからないサイトでは丁寧な接客は実現できません。*
5. 情報入力フォーム
購入を決めて、いざ情報を入力する際約60%が離脱しているとも言われています。実際の店舗で言うと、レジ前までお客様が来て、やっぱり止めた!と帰ってしまうのがECでいうこの部分です。
購入意思を持っているお客様を逃す程もったいないことはないので購入が完了するまで油断しないように。
尚、この部分で離脱する要因としては、項目入力のわかりにくさや、入力事項が多いため断念してしまうということが多いです。
*運営者側で最低限取得したい情報を絞込みながら離脱を軽減させていく必要があります。*
など、ユーザーがお店を気に入るかどうかの条件は多数あります。もちろん、自分たちが思ってもいないような要因も存在したりします。
全てをABテストを行い、効果検証しながら改善ができれば申し分なのですが、もちろん時間と予算は有限であり、やるべきことに優先順位を付けて運営を行う必要があります。
*ECサイトをはじめたばかりの方にオススメするのは「回遊性の向上により、購入機会を増やす。」という点に焦点をあてて運営を行う方法です。*
見るべき数値としては、
① サイトにどれだけの時間ユーザーが滞在したか(平均サイト滞在時間)
② 一人当たりどれくらいページを見たか(平均ページ閲覧数)
また例え話になりますが、<b>みなさんは実際のお店に入って滞在時間が短く、商品を少し見ただけの買い物と、長い時間お店にいてたくさんの商品を見た買い物ではどちらが購入まで至っているでしょうか。
多くの人が後者でご経験があるかと思います。
*ECサイトにおいても、このことは同じでたくさんサイトにいてもらいたくさんの情報を得てもらうことで購入するきっかけ作りができるようになります。*
ECサイトやアクセス解析初心者であれば、特にこの点に注意してサイトの改善対策を行うのがよろしいかと思います。
そのため、まずは広告で流入したきた人たちに対して、どうやって長い時間滞在してもらい、たくさんのページを見てもらうかということを先ほどの改善項目に照らし合わせて効果検証を行ってみてください。
自然と売上が上がるようになり、ますます効果検証ということが楽しくなってきます。
なお、単品通販などのLPを用意した広告の出稿をしている事業者は上記の限りではありませんのでその点ご注意ください。
まとめ
*接客において重要なことは、お客様と同じ目線で対策を考えることです。商品や商材に情熱を注げるから購入する側の目線にもたつことができるのだと思います。*
その目線のまま、どのよのようなサイトにしたらよいか、商品の説明をどうしらら良いのかと言うことをしっかり考え実行し、それが間違ってたとしても常に改善することでECサイトは売上を上げて行くことが出来ます。
正しいことをスピーディーに行う、ECサイトの改善をして行く上で成功するショップにとっては必ず通る道です。
オススメのマーケティングツール
レコメンドツール
さぶみっと!レコメンド
[「さぶみっと!レコメンド」の詳細ページへ](https://www.marketingbank.jp/product/itemdetail/TCD0000082.html)
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スマホ対応もしっかりとされており、*レコメンドエンジンで迷ったらまずはさぶみっと!レコメンド*という認識が市場で広まっている程のマーケティングツール。
初期費用99,000円
月額利用料金 39,000円〜
※ レコメンドエンジンが表示されたPV数に応じて価格帯が異なります
EC RECOMMENDER
[「EC RECOMMENDER」のサービスサイト(外部サイト)](http://recommend.ec-optimizer.com)
低価格帯のレコメンドエンジン。ECサイトのカテゴリごとの1位をまとめて表示したり、A/Bテストを自動的に行い、「閲覧ベースレコメンド」と「購買ベースレコメンド」を出し分けたりすることが可能。
*コストパフォーマンスを考えるのであれば選択肢のひとつとして考えたいレコメンドエンジンのひとつ。*
初期費用 4,743円〜
月額利用料金 4,743円〜
Logreco
[「Logreco」のサービスサイト(外部サイト)](http://www.albert2005.co.jp/logreco/index.html)
レコメンドエンジンの老舗、株式会社アルベルトが提供するレコメンドエンジン。サイトに表示するレコメンドエンジンのみではなくレコメンドメールも導入可能。
比較的大手のECサイトが導入しているため、価格帯は高めに設定されていると予測。
※価格非公開
アイジェント・レコメンダー
[「アイジェント・レコメンダー」のサービスサイト(外部サイト)](http://www.silveregg.co.jp/recommend/aigentrcmnd/index.html)
レコメンド業界では後発のレコメンドエンジン。レコメンドコンサルティングを受けることができる、数少ないツールベンダー。
Logreco同様大手ECサイトが導入している上に、ECパッケージに多く対応しているため価格帯は高めに設定されていると予測。
※価格非公開