Webマーケティング2021.03.31
目次
動画マーケティングというと自社サイトやランディングページに動画を設置する方法、YouTubeにアップする方法が一般的です。しかし最近ではFacebook動画が注目を集めていることを知っていますでしょうか?
Facebook動画は投稿された動画が画面内に入ってくると自動で再生されます。そのためテキストや画像よりも注意をひきやすく、大きなマーケティング効果も期待できるのです。
今回はFacebook動画を活用してコンバージョンを高めるためのポイントをまとめてみました。
Facebook動画の投稿は2種類!その違いとは?
Facebookの動画投稿には「動画投稿」と「動画リンク投稿」の2種類があります。「動画投稿」は投稿した動画を再生してもらうことのみが目的です。これに対して「動画リンク投稿」は、動画の再生に加えてサイトへ誘導するリンクを表示させることができます。
動画を再生した後で「購入する」「登録する」「詳しくはこちら」などと表示させてサイトに誘導することが可能です。例えば商品説明の動画を再生した後に購入ボタンを表示したり、サービス紹介動画を再生した後に資料請求ボタンを表示したりすればコンバージョンアップが期待できるでしょう。
また「動画リンク投稿」を上手く活用すれば、自社サイトやランディングページに誘導してアクセス数を増やすことも可能です。話題性の高い動画であれば、Facebookならではの拡散性により大幅なアクセス増につながるかもしれません。
Facebook動画の活用は再生時間と回数の解析が重要
Facebookページの管理画面で動画の再生回数や平均再生時間、最後まで再生された割合などを確認できます。Facebook動画を活用してコンバージョンを高めるためには、この再生回数と再生時間を解析することが重要です。
再生回数でどの動画がどれだけユーザーの関心を集めているのかが分かりますし、再生時間で動画への満足度を知ることができます。例えば30秒の長さの動画が10秒しか見られていないのであれば、動画内容の見直しやユーゼーへのメッセージをいれる位置を検討するなどの改善策が必要になるでしょう。
ただ動画を投稿するだけでなく、その後の反応をしっかり解析することがコンバージョンアップにつながるのです。
季節感のある動画がクリック率を高める
動画のクリック率を高めるためには、季節感や季節のイベントを意識した動画を投稿するのがポイントです。
FacebookなどSNSでは季節や記念日などに合った投稿が好反応を得やすい傾向があります。同じ商品紹介であっても「母の日」「父の日」「ハロウィン」「クリスマス」のようなイベントに合わせた動画にすると、再生回数が大幅に増えることもあるのです。そのため季節感のある動画であれば、コンバージョンアップも期待できます。
しかし季節に合わせて何度も動画を制作するのはコストや手間がかかりすぎて難しいことも多いでしょう。そのような場合には、投稿文などで季節感を出しながら既存の動画を投稿する方法がおすすめです。
動画投稿後はデータとコメントで反応をチェック!
動画を投稿したら必ずデータやコメントで反応をチェックしましょう。動画へのコメントやいいね!、シェアの数で動画の人気度を把握できます。どんなコメントが投稿されたかで、動画や商品に関するユーザーの生の感情がわかります。
コメントがついたらそれに返信することでユーザーとの関係性も高まるでしょう。また動画の再生維持率を見ることで、動画のどの辺で再生をやめてしまうのかを知ることができます。コメントやデータをチェックすることで動画の改善点や次に制作する動画の注意点も見えてくるでしょう。
どんな動画が人気なのか、なぜこの動画は再生時間が長いのかなどを把握することができれば、より効果の高い動画制作が可能になります。
改善点を見つけて改善サイクルに盛り込もう!
動画の改善点が見つかったら次のサイクルに盛り込みましょう。Facebook動画マーケティングの効果を高めるためには、PDCAサイクルを作ることが大切です。
例えば動画の冒頭で離脱するユーザーが多いのであれば、冒頭シーンの内容を変えてみるのがよいでしょう。またユーザーへのメッセージが動画の最後に入っているのであれば、それを冒頭に持ってくると反応が変わるかもしれません。
ユーザーの反応をチェックしたりアクセス解析をしたりしても、以降の施策に生かさなければ何の意味もありません。少しでもコンバージョンを上げるためには、失敗を恐れずに施策を実行することが重要なのです。
まとめ
Facebook動画は自動で再生されるため、注意をひきやすくクリックされやすいという特徴があります。また再生回数や平均再生時間、再生率なども詳細に把握できるため、そのデータを解析することでより効果の高い動画制作につなげることが可能です。
改善点を見つけ出し、PDCAを繰り返すことでコンバージョンアップも期待できます。Facebook動画を活用して自社サイトへ誘導し、コンバージョンを高めましょう。