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Webマーケティング2021.03.31
目次
Instagramといえば、近年急速に拡大した写真共有サイトです。若い世代を中心に有名人や著名人も利用しているほどの人気で、アクティブユーザーも多いことから昨今ではwebマーケティングとしても積極的に利用されています。
今回は、そんなInstagramを利用したInstagram広告を初心者にもわかりやすく種類と配信の始め方、広告の課金方式について徹底的に解説してみました。
Instagram広告とは?
Instagram広告は、写真共有SNSとして人気のInstagramに掲載される広告のことです。現在Instagramを利用するユーザーは、3300万人を超え、その人気は年々増加する一方です。
Instagramは、10〜20代の利用者数がその大半を占めており、Instagram広告は若い世代をターゲットにしたものも多くあります。
しかし、Instagram広告は、facebookと連動し、同じプラットフォームから配信できるという特徴を持っています。
facebookの利用者は、40〜60代と比較的年齢層が高いため、InstagramとFacebookを同時に利用することで、より幅広い年齢層をターゲットにすることができるようになっています。
さらに、Instagram自体がもつユーザー数とfacebookがもつユーザー数は膨大な数に上ります。こ
れらをもとに、精度の高い情報で効果的なターゲティングを行いながら、有益な広告配信ができるInstagram広告は、いまやWebマーケティングでは欠かすことのできない重要なツールとなっています。
Instagram広告の種類にはどんなものがある?
Instagram広告は、その広告が配置される場所によって大きく2つの種類があります。
ここでは、それぞれの広告が持つ特徴について詳しく見てみることにしましょう。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は、Instagramのストーリーズで流れる広告のことです。ユーザーがInstagram上でフォローしているユーザーが投稿したストーリーズ流れる投稿の間に広告を掲載することができるので、ブランドや商品イメージを掲載した動画や写真をタイミングよく見せることができるという特徴があります。
フィード広告
フィード広告は、Instagramに投稿される記事と同じようなデザインで、フォロワーの記事が投稿されるフィード上に表示される広告です。
フィード広告には、いくつかの種類があり、それぞれにどんなふうに表示されるのかについては以下のとおりです。
写真広告
写真広告は、静止画としてイラストや写真で投稿されます。主に正方形や横型の写真サイズに対応しており、通常の投稿記事とあまり違和感を感じさせることないシンプルなデザインになっています。
動画広告
動画広告は、写真広告と同じように正方形や横型のサイズに対応しています。写真よりもより具体的なイメージを視覚的に伝えることができ、ユーザーの目を引きやすいという特徴があります。動画の最長再生時間は60秒です。
カルーセル広告
カルーセル広告は、写真や動画を複数枚並べて掲載することができる広告です。ユーザーの操作によって次の写真や動画へと画面を移動されることができるので、一般的な静止画や動画広告よりも興味を引きやすいという特徴があります。
コレクション広告
コレクション広告では、まず数枚の写真や動画でユーザーの興味を惹きつけ、クリックした後の遷移先でさらにたくさんの商品を表示することができるという特徴をもっています。多くの写真や動画をみせることができるので、通常の写真広告や動画広告よりもブランドイメージや商品イメージを伝えやすいという特徴があります。
Instagram広告はどんなふうに費用がかかるのか
Instagramを利用した場合の広告料は、主にインプレッション課金が採用されています。
インプレッション課金とは、掲載した広告が1000回ごとに課金されるという仕組みで、Cost Per Mile=CPMと表記されることが多く、主な広告で用いられている課金方式です。
Instagram広告での課金は、広告配信を始める際にどのキャンペーンを選んだかによって異なります。
・ブランド認知アップ:CPM
・リーチ:CPM
・トラフィック:CPM/CPC
・アプリインストール:CPM/CPC
・動画再生数アップ:CPM
・リード獲得:CPM
・投稿へのエンゲージメント:CPM
・メッセージ:CPM
・コンバージョン:CPM
・カタログ販売:CPM/CPC
・来店数増加:CPM
##Instagram広告を始めるには
Instagram広告を始めるには、連動しているfacebookへの登録が必要になります。ここでは、その手順について確認してみましょう。
1.Facebookページを作成する
ページの名前を入力し、サイトのカテゴリを選択します。
2.Facebookビジネスマネージャーのアカウントを作成する
ビジネスアカウント、もしくはアカウントの名前と氏名、メールアドレスを入力します。
3.Facebookページを追加する
ビジネス設定からFacebookページのURLを入力し、ページを追加します。
4.facebookとのシェアを設定する
Instagramで投稿した広告がFacebookへ自動的に反映されるように設定を行います。
5.facebook広告アカウントの作成
・広告のアカウント名を入力
・使用する通貨を設定
・表示する時間帯を設定
・支払い方法を設定
上記のような設定をします。
6.広告を入稿する
フェイスブックの広告マネージャーの設定画面から「+新しいキャンペーン」をクリックして刻々をアップロードする
7.広告の詳細を設定する
・ターゲティング:webサイト、アプリ、メッセンジャー、 Whats Appのうち、集客を増やしたいものを選ぶ
・配信日程と予算:広告を配信する日程とそれに伴う予算を設定する
・オーディエンスを選ぶ:年齢や性別、地域などのユーザー情報をもとにしたカスタムオーディエンス、もしくは類似オーディエンスのいずれかを選ぶ
・配置設置:どこに表示させるのかを複数設定する。自動と手動のいずれかを選べるが、通常は自動を推奨。
上記のような設定をします。
まとめ
Instagram広告は、Facebookと連動することで、精度の高いターゲットを設定し、効果的に広告配信をすることができる優れたツールであることがわかりました。低予算で広く認知を広めたい商材やサービスには特におすすめなInstagram広告。ぜひこの機会に知識を深めて広告掲載へ挑戦してみてはいかがでしょう。