SNS活用2021.04.25
目次
スマホやインターネットが普及した現在、無料通話アプリ「LINE」を知らない人はほとんどいないの言っても過言ではないのではないでしょうか。
知名度の高いLINE広告に現在多くの企業が注目しています。そこで今回は、初心者でもきちんと成果を出すために必要な基礎知識と運用方法について詳しくまとめてみました。LINE広告って何?
LINE広告は、その名の通り、無料通話アプリ「LINE」を利用しているユーザーに向けて配信される広告のことです。
現在、8600万人のユーザーをもつLINEは、その8割がアクティブユーザーだと言われています。つまりほとんどの人が「毎日LINEを使っている」ということです。
LINE広告は、LINEのアクティブユーザーに向けて興味・関心のある情報を広告として配信するプラットフォームで、申し込みから設定、分析など、すべてオンラインで行うことができます。
LINE広告の特徴
幅広い年代の中で利用されているLINE。メイン機能である「トーク機能」のほか、自由に個人が情報発信できる「タイムライン」、ニュース配信の「LINEニュース」や電子コミックサービスの「LINEマンガ」、LINEのオンライン「LINEショッピング」、「LINEクーポン」、「LINEポイント」、「LINE BLOG」、「LINEチラシ」「Smart Channel」など、実に様々なサービスを展開しています。
LINE広告は、こうした独自のサービスの中に広告を配信し、多くのユーザーに情報を認知してもらうことができます。
掲載する広告は、LINEがもつ情報によって、年齢・性別・地域・職業などを絞り込んでターゲットに合わせた広告を配信することができるため、より効果的なマーケティングをおこなうことができます。
##LINE広告を申し込むにはどうしたらよい?
先述の通り、LINE広告は全てオンライン上での手続きが可能です。インターネット環境とパソコンさえあれば、いつでも好きな時にLINE広告の運用を始めることができます。
ここでは、LINE広告を申し込む際の手順について見てみることにしましょう。
1.LINEビジネスIDを取得する
LINE広告を始めるには、まずLINEビジネスIDが必要になります。LINE公式サイトから登録して取得することができますが、ここで登録したビジネスIDは自動的に個人のLINEアカウントとも紐付けされますので、フリーランスや自営業として利用する場合には注意しましょう。
ビジネスIDを取得する際には、メールアドレス登録が必要です。登録したアドレスに登録者URLが送られてくるので、利用規約をしっかり確認し、管理画面へすすみましょう。
2.広告アカウントの作成
広告アカウントは、掲載する商品やサービス、広告主ごとに個々のアカウントが必要になります。広告主として広告アカウントを取得する場合、LINE上の公式アカウントがひつようとなりますので、事前に準備しておきましょう。
管理画面で行う広告アカウントの作成手順は以下の通りです。
- 「+新しい広告アカウントを作成」
- 請求先情報を入力:クレジットカード決済となるため、事前に使用するクレジットカードを用意しておきましょう。
- 広告主情報を入力
- 商品やサービスの情報を入力
- LINE公式アカウントを入力
コードタグ設置
LINE広告を掲載した後の効果測定を行うコードタグをWebサイトに埋め込むための設定を行います。
コードタグには3つの種類があり、それぞれに目的が異なります。
・ベースコード:ユーザーの行動を計測するためのコード。全ページに配置する。
・コンバージョンコード:コンバージョンを計測する。
・カスタムイベントコード:広告主が自由にユーザーを選んで設定することができる。
クリエイティブの入稿
左上にある「広告マネージャー」をクリックし、「共有ライブラリ」からデータをアップロードします。
LINE広告の課金方法
LINE広告の課金方法には、3つの種類があります。広告の種類によって課金形式が異なるため、それぞれについて理解しておきましょう。
クリック課金(CPC)
クリック課金は、広告をクリックすると課金される形式の課金方法です。イラストや画像などの静止画枠を対象としており、リンク先へ遷移した時点で広告料が発生します。単価はオークション形式となっているため、競合が多い場合にはクリック単価が高くなってしまうケースもあります。
インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金は、動画枠を対象にした課金方法です。特定の動画をみようしたユーザーに対し自動的に広告が流れ、100%広告を観た際に広告料が発生します。
多くの人に見てもらいやすいという特徴があり、商品イメージもより具体的に伝えやすいというメリットがあります。
友だち追加課金(CPF)
友だち追加課金は、LINEオリジナルの課金方法で、ユーザーが掲載されている広告から企業の友だち登録をしたときに広告料が課金されるというものです。
主にイラストや画像などの静止画枠を対象としており、LINE広告の中では、もっとも効果があります。
LINE広告の注意点
LINE広告は、申請したからと言ってすぐに運用を開始することはできません。登録された情報をもとに審査を行なわれますが、審査結果が出るまでには少なくとも10日営業日以上の日数がかかります。
また、LINE独自の審査基準として、掲載してはいけない業種があります。詳しくはLINE公式ページに記載されている情報を確認しておく必要があります。
まとめ
LINE広告は、低予算で始められる効果的な広告であることがわかりました。
日本国内でのユーザーが多いことや、女性の利用者が多いことなどもターゲットを絞り込みやすいというメリットもあります。
WebマーケティングとしてLINE広告を検討しているなら、是非この機会にLINE広告を利用してみてください。