お役立ち情報2022.01.31
目次
今回は、とあるベンチャー企業の経営者の方がWindowsの中古パソコンを購入するという判断をした事例をご紹介することで、少しでも駆け出し経営者の方々に役立つ情報をお届けできればと思います。
ご紹介する経営者の方はもともと会社勤めをされていましたが、2年前に一念発起して起業されました。
サラリーマン時代は会社支給のWindowsパソコンを使っていましたが、カフェで作業するMacユーザーに憧れていて起業時にはMacBook Airを購入されました。
その後、少しずつ事業が拡大しアルバイトやインターンも雇うようになり、スタッフにも自分と同じMacBook Airを買いました。
憧れのMacBookを使って仕事ができ当初は満足していましたが、半年ぐらいするとやはり自分の仕事にはWindows PCが必要だと感じたそうです。
その理由は「MacのMicrosoftオフィス互換ソフトだと、Windowsを使用することの多いクライアントとのやり取りで困る」という点でした。
◇ Windowsパソコンだったら互換性で困らなかったのに・・・
それでは次にMacとWindowsでの互換性でどのような違いが発生し、困ってしまったのかという事例をご紹介していきます。
・Excelの関数がうまく機能しない
事業を拡大していくなかで税理士さんとExcelで作成した経理書類のやりとりをすることが増えてきました。
その中には複雑な関数を使った計算式を使用することもあり、この関数がうまく機能しないということがあり困ってしまったそうです。
そこで、この経営者の方はわざわざ漫画喫茶に行ってパソコンを使わず書面で確認するという対応を行いました。
この他にも補助金の申請書類でも同じようにExcelの書式がうまく使えないことがあり非常に不便だったそうです。
・Wordの変更履歴が見れない
取引先・外注先と契約書を締結することも増え、Wordで作ったドラフトの契約書類でやりとりすることが増えてきました。
その際にWordの変更履歴が表示されず気づかないままやりとりをしてしまったことで、先方から見落としを指摘されたこともあったそうです。
・PowerPointが正確に表示されない
MacのPowerPointで取引先に提案するの資料を作成しましたが、先方がWindowsパソコンだったため文字の大きさやフォントの種類などの違いが発生し商談やプレゼン時に苦労したそうです。
◇ 新品パソコンにするか、中古パソコンにするか・・・
Windowsパソコンを購入するという判断をしたこの経営者の方は、次に新品パソコンを買うか中古パソコンを買うかで悩まれました。
全てのMacを買い替えるわけでなかったのですが新品のWindowsパソコンを購入するというのは、この駆け出しベンチャー企業にとってコスト的に厳しい状況だったからです。
基本的にはコストを考えて中古パソコンを購入したいと考えていましたが、あまりパソコンに詳しくなかったためこんな心配があったそうです。
■ 中古パソコンショップのことをよく知らないので、製品の保証やサポート体制が心配
■ 中古パソコンはどんな人が使ったかわからないから品質が心配
この経営者の方のように、安くて、品質が良くて、サポートもしっかりしているパソコンが欲しい!っと考える方は多いのではないでしょうか?
やはり安く購入するには中古パソコンがおすすめですが、品質やサポート体制が信頼できるショップを探せるかが課題となりますね。