Web広告2020.12.11
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リスティング広告というと、あなたは何を想像しますか?Googleで検索をした時に、確か以前に自分が検索したのと同ジャンルの広告が自動的に表示されていた、といった経験はないでしょうか?リスティング広告とは「検索キーワード連動広告」とも呼ばれ、ユーザーが検索したことがあるワードに関連した広告を表示させるマーケティング手法です。
ここでは、リスティング広告についてご紹介します。
リスティング広告とは何か?
リスティング広告は国内では「Google」と「Yahoo!」のものが2大広告とされています。ユーザーが使うブラウザに、以前にそのユーザーが検索で調べたことがあるワードを含む広告が表示されるため、非常に費用対効果も高く購買につながる確率も高いと言われています。
リスティング広告のしくみは、「クリック課金制」となっておりその広告主からYahoo!やGoogleなどの媒体主に支払われます。「一回のクリックでいくらまで出せるか?」を競合他社で入札のような形式になっており、価格を高く落札した会社が上位に表示されると言われています。
新聞やテレビのようにこの広告枠は○○円という形式とは違い、「まずは5万円分」などと無理のない範囲からはじめられて、すぐに結果がわかるなどのメリットもたくさんありますが、反面、その広告に興味がない人には出せない、広告の出稿には効果的な文言やキーワードなどを精査しなければならないため出稿までに時間がかかることなどが挙げられています。
リスティング広告とはどんな時に使うか?
では、このリスティング広告とはどんな時に使うのでしょうか?それはひとえに、検索をしたユーザーが興味を示す広告を表示させたい時に使います。SEOとは違い、お金を出せば検索結果の上位に表示させることができるのです。
大海原に落とした玊のように、なかなか見つからないものとは違い、リスティング広告で表示される広告は、そのブラウザを使って検索しているユーザーがかつて検索したことがあるほど興味を持っている商品の広告です。そのため、再びクリックをしてくれて、その広告を通じて購入してくれる確率がきわめて高いものだと言えます。
それだけに成果につながる確率が高いものなので、企業は大金をリスティング広告につぎ込むのです。しかし、思ったより効果が薄いなどというときにはすぐに止められるというメリットもあります。
リスティング広告の種類
それでは具体的にリスティング広告にはどんな種類があるのでしょうか?
Yahoo!リスティング
「クリックされない限り費用ゼロ」のキャッチコピーが売りのyahoo!リスティングですが、正式名称は「Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)」と言います。よく検索をしていて「スポンサードサーチ」という字を目にした方も多いかと思います。Yahoo!検索サイトの他、日経ネット、オールアバウト、エキサイトなどにもYahoo!のリスティング広告は表示されています。
Yahoo!のリスティング広告の場合もYahoo!で検索をすればその結果ページの上部やサイドバーに表示される広告で、多くの場合テキストで表示されており、通常の検索結果と変わらないような形で表示されています。
Googleのリスティング
Googleリスティングは、正式名称を「Google Adwords」といい、Googleで検索した時に表示されますが正確にはリスティング広告だけではなく、バナー形式のディスプレイ広告もまとめてGoogle Adwordsと呼んでいるようです。
Googleのリスティング広告はGoogle検索サイトの他にはGOOや@nifty、BIGLOBE、ライブドアなどにも掲載されています。
まとめ
ここでは、「リスティング広告」についてご紹介しました。
インターネットを使っていて、検索をしない人はまずいないのではないかと思われますが、リスティング広告は国内シェアの高い2大検索エンジンで、私たちが普段、ひんぱんに目にしているものなのです。
自分の関心のある、以前検索したことがあるキーワードで広告が表示されますので、表示される広告は検索する人によって違ってきますが、かなり購入につながる可能性が高く、成果に結びつきやすい広告だと言われています。
また、新聞やテレビの広告とは違い、無理のない予算で試せることや、キーワードで検索してきて今すぐ取り込みたいユーザーを購入に誘導できるなど、そのメリットは沢山あります。