SNS活用2020.12.21
目次
今や国内だけでも7000万人を超えるユーザーがいるといわれるSNS。
Webメディアに出稿される広告はWebサイトだけではなくSNSにも出されているのをご存知でしょうか?特に若者の間ではWebサイトよりもアプリなどがあり、外出先でも手軽に見ることが出来るSNSの利用が盛んなので、近年ではそちらに特化した戦略をメインにしている企業もあります。ここではSNS広告についてご紹介します。
SNS広告の特徴
SNS広告とは、FacebookやTwitter,さらにInstagramやLINEを中心とした広告で、いまや個人だけではなく様々な業種の企業もこれらSNSに広告を出稿しています。その効果は従来の広告の数倍にもなっていると言われています。
ただし、SNS広告導入にあたっては十分に知識を付けてからやるのが得策で、不十分な知識のままとりあえず導入しても効果は薄いと言われています。誰に、何を、何のために広告を出稿するのかを明確にし、さらにSNS広告の規約を守って出稿するようにしましょう。
SNSにはいろいろな媒体がありますが、例えばInstagramなら若い女性向き、Twitterなら若者向き、ターゲットを明確にしたいなら実名登録のFacebook、認知度やアクティブ率が高く、年齢を問わず利用率が高いLINEとターゲットとするユーザーの年齢層に合わせて媒体も選定するのがいいとされています。
SNS広告のメリット・デメリット
それではSNS広告のメリットやデメリットはどんなところにあるのでしょうか?
メリット
SNS広告のメリットと言っても、それぞれの媒体ごとにメリットは異なってきます。例えばFacebookなら、比較的年齢層が高く、実名での登録なのでターゲットの精度を上げやすく明確に絞りやすい、TwitterならSNSをよくつかう若者のユーザーが多いことから、短時間で急激な拡散が可能で、Twitterのユーザーだけでなくインターネットを使う一般ユーザーにも拡散することができます。
このようにSNS広告では、ユーザーの興味や関心、性別や住んでいる地域などによってセグメントが設定できることもあり、他のネット広告よりも訴求効果が高く、成果に結びつく確率も高いと言われているのです。
デジタル広告の代表的なものにGoogle広告がありますが、Google広告でも配信をセグメントすることは出来ますが、Googleとは異なったプラットフォームでの広告配信はSNSの強みであると言えるでしょう。
デメリット
一般的にSNS広告のデメリットとは、一般の広告と比べて、広告を出稿しっぱなしではなく、効果を逐一観察したり、効果が薄かったらそれを改善したりといった細かなPDCAが必要不可欠となります。
例を挙げるとWeb担当者が忙しすぎて、いわゆる出稿した広告の「広告チューニング」ができないような場合では、広告を出しっぱなしにしていても、費用はどんどんかさんでいきますので、少しでも効果が出る状態にしておくことで無駄な広告費を抑えることができます。
また、それぞれのSNSにはターゲット属性の特徴が別れていますので、自社の広告ターゲットに合わない媒体を使うとやはり広告費が無駄になります。最初に広告媒体を決定する際には十分、媒体とターゲットが合っているかを検討する必要があるでしょう。
まとめ
ここでは近年急成長しているSNS広告についてご紹介しました。SNSはいまやWeb以上に効果が認められる広告媒体となりましたが、「流行りだからとりあえず広告を出しておこう」くらいの感覚で何も知識のないままスタートするのは危険です。
ターゲットや広告を出す時間設定や地域設定が当たると、期待以上に大きな成果が出る場合もありますが、ターゲットとなるユーザーに訴求する広告の媒体を間違えたり、広告を修正しなかったりするなど、効果が薄いままなのに広告費用はかさんでいきます。
より高い効果を得るためには、自社商品やサービスのターゲットに合ったSNSを利用することが必要となるため、SNSの特徴をしっかり理解して、自社のターゲットに合った選択をすると良いでしょう。
SNS広告は他の広告媒体と違い、広告を出稿したあとに途中で細かく軌道修正できるのがメリットであると同時にデメリットであるとも言えるでしょう。