Web広告2020.12.21
目次
Webマーケティング広告でまず覚えておきたいのが「リスティング広告」です。デジタルマーケティングの分野では特に、リスティング広告がいちばんポピュラーな手法です。ここでは、リスティング広告の概要からそのメリットについてご紹介します。
リスティング広告を選ぶ企業が多い理由は?
リスティング広告はいまや多くの企業に選ばれています。出稿まで手間がかかると言われるリスティング広告ですが、なぜ多くの企業に選ばれているのでしょうか?
その理由をご紹介します。
少ない費用からはじめられる
リスティング広告は日本で検索エンジンの最大手と言われるGoogleとYahoo!の2大検索エンジンの検索結果画面に表示される広告です。
あるキーワードを検索して、上位3位に表示される結果は、実は「リスティング広告」なのです。純粋にSEOが強いとか、優良な記事であるサイトはその次に表示されています。なぜこんなことができるのかというと、お金を払って表示させてもらっているからです。
お金を払うと言っても、クリックされなければ課金されないシステムになっていますので、あまり予算がなくてもすぐに始められるのがリスティング広告のいいところです。
もし思いの外クリック数が多く、これでは予算をオーバーしてしまうという時などは、ちょっと検討してやはりリスティング広告を中止する場合にもすぐに中止できますので安心です。
その点では、他の広告と違って、申し込んでしまったらもう引き返せない、イニシャルコストで何十万、何百万の費用がかかるというのと異なりますので若干気軽に始められます。
狙ったユーザーを瞬時にWebサイトに呼び込める
ところで、検索結果画面で、リスティング広告をクリックして自社サイトにやってきてくれるユーザーは、まったくのはじめてのユーザーではなく、かつて来てくれた過去があったり、その商品にとても興味があったりする、いわば購買意欲がものすごく高いユーザーです。ですから、サイトに飛んできてくれてもある程度商品知識もあるので、比較的すぐにコンバージョンに結びついてくれるケースも多いです。
このようにリスティング広告の場合は、予めユーザーが興味のあるキーワードを設定していますので、ターゲットとするユーザーをサイトに引き込みやすいというメリットがあります。
最初から効果がでる場合もある
とはいっても、リスティング広告は広告ですので広告文は自分で作らなくてはなりません。もしその広告文がユーザーにとって魅力のないものだったら、クリックもされません。またユーザーの検索したキーワードとキーワードもずれていたら、広告が表示されない場合もあります。こう考えたら、最初からやる気もそがれてしまいそうですが、反対に当たると即座にターゲットにしているユーザーを取り込むことができ、コンバージョンまでの時間も短いです。
このようなスピーディーにコンバージョンまで結びつけることができる広告というのは、リスティング広告を置いて他にはないのではないでしょうか?
まとめ
ここでは費用対効果も大きいと言われるリスティング広告についてご紹介しました。Webマーケティングをやっているならば、まず覚えておきたいリスティング広告ですが、広告文を作ったり、キーワードを考えたりする難しさにまず挫折してなかなか運用できない企業があることも事実です。
しかし最初の苦労を乗り越えてうまく運用できたら、ターゲットにしているユーザーを即座に取り込むことができるのも、リスティング広告を置いて他にはありません。
リスティング広告の運用を成功させるには、まず管理画面にある用語や運用方法を理解し、まずトライしてみることです。そしてキーワードを変えてみたり、クリック単価を調節してみたりと日々トライ&エラーを重ねていくうちに、コツがつかめてくるのではないでしょうか?