Webマーケティングの基本、検索順位を上げるSEOの5つの方法

Webマーケティングの基本、検索順位を上げるSEOの5つの方法

Webマーケティング2021.03.31

目次


SEOはWebマーケティングにおける集客手段の1つで、何らかの取り組みをしている企業は少なくありません。しかし、SEOの施策の切り分けができていないまま取り組んでおり、なかなか順位が上がらず悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。今回はSEOの基本的な方法についてまとめました。


SEOはWebサイトの集客のための施策


SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果において運営しているWebサイトの露出機会を増やし、Webサイトへの集客を行う施策です。


検索結果で上位に表示されることで、サイトへの流入数が増え、商品やサービスなどの認知を広げられます。Web広告のように、表示回数やクリックによる料金は発生せず、長期的に見れば低コストでの集客が可能になります。


SEOはユーザー目線に立つことが基本


検索エンジンは、ユーザーにとって有益な情報を掲載しているWebページを上位に表示します。


かつては、間違った理解のスパム行為のようなSEO手法がありましたが、検索エンジンの順位を決定するアルゴリズムの改良により、そのような手法は効果がなくなってきています。アルゴリズムの隙をつくSEOは効果が無いのみでなく、検索エンジンのアルゴリズムにより、検索順位が下がる、検索結果に表示されなくなる、などといった対策を行われることも少なくありません。


検索エンジンの目的を理解し、ユーザー目線でのSEOを行うことが基本です。


1. 質の高いコンテンツを作成


ユーザー目線ということばを分解すると、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成することがSEOの大前提です。


ユーザーにとって質の高いコンテンツとは、ユーザー求めている回答が用意されているコンテンツです。つまり、悩みや不満を明確にする、明確にしたうえで悩みや不満を解消できる専門性が高いコンテンツです。


すでに他のサイトに掲載されている情報を整理することも1つの価値ですが、まだWeb上には存在していないオリジナルの情報を発信することで、より質の高いコンテンツとなります。


2. ユーザー目線のキーワード選定


SEOでは、単純に質の高いコンテンツを作るのみでなく、ユーザーが検索するキーワードに沿ったキーワードの選定が重要です。しかし、ツールを使用して出した月間検索ボリュームのみに注目したキーワード選定では、ユーザーの目線に立ったコンテンツを作成できない可能性があります。


ユーザー目線に立ったキーワードの選定を行うには、Webサイトの目的を明確にし、ターゲットとするユーザーを決定する必要があります。キーワードとターゲットとなるユーザーを考慮したコンテンツを作成することで、価値のあるコンテンツになります。


3. コンテンツのタイトルや文字数、見出しタグを正しく設定する


コンテンツにタイトルを付ける際は、関連する選定したキーワードを必ず含めましょう。しかし、キーワードに注目するばかりで、どのような内容のページなのかわかりにくいタイトルでは、ユーザーが検索結果ページでクリックしない可能性があります。選定したキーワードを含め、かつユーザーが興味を持つようなタイトルを意識しましょう。


タイトルの文字数が多すぎると、検索結果として表示される際に省略されてしまい、ユーザーにとってコンテンツの内容が判断しにくくなってしまいます。タイトルの目安は30文字程度です。


コンテンツの見出しはタイトルで使用するh1タグ、大見出しで使用するh2タグ、中見出しで使用するh3タグなどの見出しタグを使用します。見出しタグの構成は、h1タグの後にh2、h3と続きます。見出しは、ユーザーにとって、コンテンツの内容を判断するうえで重要な要素であると同時に、検索エンジンにとっても重要な要素です。


4. 内部リンクの強化


内部リンクとは、Webサイト内のページへのリンクのことです。検索エンジンは内部リンクでもWebサイトを評価しています。適切な内部リンクが設定されていることは、ユーザーにとって有益であるのはもちろん、検索エンジンがサイトの中で強調されているコンテンツや、サイトの構造を理解するのに役立ちます。


例えば、分かりにくい単語について補足説明を行うページにリンクしたり、関連するコンテンツへリンクすることで内部リンクを強化します。


5. 外部リンクを獲得する


外部リンクを獲得することはSEOの1つの要素です。他のサイトからのリンクを集めることで、WebページやWebサイト全体の検索エンジンからの評価が上がります。


しかし、リンクプログラムに参加したり、リンクを貼るためのサイトを作成してリンクを集めるなど、外部リンクに料金を支払って被リンクを獲得した場合、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。


まとめ


SEOは大前提として、ユーザーの目線に立った質が高いコンテンツを作成し続けることが大切です。質が低い無意味なコンテンツを大量に作成することは、検索順位を下げる要因になってしまうこともあるので注意しましょう。


SEOは、良いコンテンツを作成することが基本であり、一定の工数および工数が発生しますが、成果が出れば一定期間、安定した流入を得られることができます。