Webマーケティング担当者におすすめの資格6選(マーケティング全般編)

Webマーケティング担当者におすすめの資格6選(マーケティング全般編)

Webマーケティング2021.03.31

目次


Webマーケティングは、業務に関わる担当者の知識・スキルを活かして行われています。反面、Webに対する個人の知識・スキルのレベルを目に見える形で表すことが難しい分野とも言えます。そのため、資格をうまく活用するのもスキルを明示する有効な手段の一つです。


そこで今回は特に、Webマーケティング全般に役立つ6種類の資格を紹介します。


1.社団法人全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webリテラシー・Webプロデューサー


Web検定は、社団法人 全日本能率連盟登録資格が実施する検定です。今回はその中で特に重要な2つの資格について紹介します。


Webリテラシーコースは、株式会社ボーンデジタルが提供するWeb関連の基礎知識を身に付けるための検定です。Webに関わる仕事を構成するデザイナー・ディレクター・プロデューサーという主要3職種の最重要知識を集中的に集めて「Webリテラシー」と定義しています。*業務を進めていく際に最低限必要なWebリテラシーを備えているかを中心に問われるため、新入社員やマーケティング担当者になったばかりの人におすすめの資格です。*


Webプロデューサーコースは、企画・発注側と制作側の両者を統括するマネジメント能力の向上に役立てる資格です。マーケティング戦略の設計から実際の業務に具体化する手段までの流れや、経営陣と制作陣のコミュニケーションを円滑化するために必要な知識なども網羅されています。*Webサイトを統括する立場の人におすすめの資格です。*


受講料


Webリテラシー 16,000円(税別)<br>


Webプロデュース 16,000円(税別)


資格有効期間


2年 


公式サイト


2. IMA検定(Internet Marketing Analyst検定)


クラウドマネージメント協会が実施する、インターネットマーケティングの実務に関する検定です。コースは2種類StandardコースとProfessionalコースに分かれています。


概要を暗記するための内容ではなく、現場でのオペレーション能力を向上させるための実践的な内容が特徴です。


Standardコースでは、ネット集客・アクセス分析・課題抽出の講義トレーニングを行います。Professionalコースでは、多様な広告配信・成果獲得・レポート作成の講義や添削トレーニングを中心に行います。


「より実践的に収益を獲得する方法を身につけたい」と考えているWeb 担当者はもちろん、eラーニングで講義・演習・試験が全て受講可能なため、地方に住んでいる人にもおすすめの資格です。


さらにIMA検定に合格すると、この*IMA検合格者限定の求人情報にエントリーすることが可能*になります。そのため、異業界からの転職を狙っている人にもおすすめです。


受講料


Standard 18,000円(税別)


Professional 25,000円(税別)


※両方とも一年以内の再受験は8,000円(税別)


※Sta/Pro一括 42,000円(税別)


資格有効期間


特になし


公式サイト


3.ネットマーケティング検定


株式会社サーティファイが実施する、ネットマーケティングの知識についての検定です。


ネットマーケティング検定では、企業のWeb担当者に求められる4つの要件を評価項目に盛り込んだカリキュラムで構成されています。


社内外の調整を行う「ファシリテート能力」、Webサイトの構築や運用の仕組みを見直す「Webに関する知識や技術」、集客やプロモーション手法を学ぶ「ネットマーケティングに関する知識」、市場分析などの「経営戦略と連動したWebブランディング力」という、4つのカリキュラムになります。


*もう一度、ネットマーケティングについて見直したい人や、実務面で更にスキルアップしたい人におすすめの資格*です。


受講料


5,800円(税込)


資格有効期間


特になし


公式サイト


4.ネットショップ実務士


一般財団法人ネットショップ能力認定機構が実施する、Eコマースについての実務知識を身につけるための資格です。


ネットショップ実務士は、4つの職種と6段階のレベルを組み合わせた全12種のクラスで、習得を目指すスキルが設定されており、自分のレベルに合わせて受講するクラスを選べます。


*ネットショップのビジネス環境や動向、ネットショップの制作・プロモーション・運用などについて体系的に学ぶことができるので、Eコマース業界で働いている担当者や就職・転職を目指す人にはおすすめ*です。


また、実施委員に名を連ねる企業から、EC業界の人材不足解消を期待されている資格の一つです。そのため、採用時の評価の対象になりやすい資格としてもおすすめです。


受講料


レベル1:6,500円


レベル2:7,500円


レベル3:7,000円


※レベル3の受験には、優良ネットショップでの勤務実績の証明が必要です。


資格有効期間


特になし


公式サイト


5.ビジネス著作権検定BASIC


株式会社サーティファイが提供する、著作権法の基礎を身につけるための検定です。


難しそうなイメージのある著作権方ですが、身近で連想しやすい事例で学ぶことができるため、学生~社会人まで誰でも学びやすい内容になっているのが特徴です。


Webサイトに記事・画像・動画などを掲載する際に重要な知識なので、特に*Webコンテンツを管理する立場の担当者にはおすすめの資格*です。


受講料


4,100円(税込)※団体還付金あり


資格有効期間


特になし


公式サイトURL


6.ITパスポート試験


ITパスポート試験は、IT関連の基礎知識を習得できる「情報処理の促進に関する法律」に基づいた国家試験です。


セキュリティ、ネットワークなどのIT関連の知識だけでなく経営戦略・マーケティング・財務・法務など経営に関する知識やプロジェクトマネジメント関連など非常に幅広い分野を網羅しています。


またITパスポートの資格は、企業・省庁・教育機関で採用時の評価項目として導入が進んでいます。そのため、*特に就職・進学で役立つ国家資格の取得を目指している人にとってはおすすめの資格*です。


受講料


5,100円(税込)


資格有効期間


特になし


公式サイトURL


まとめ


Webマーケティングの実務能力は、Webを活用して成果を残すために重要な能力です。しかし、客観的に外部からの判定がしづらい能力でもあります。


自分にあった資格制度をうまく活用することで、既に実務経験のあるWeb担当者にとっては自分の知識・スキルのレベルが客観的に把握できます。それによって、どこをどのぐらい伸ばしていけば、より高い能力を修得できるのかを知ることでできて便利です。


また、実務経験者だけでなく、これからマーケティングの仕事への就職・転職を目指す人にとってもWebマーケティングの資格は有効です。資格があることで知識・スキルのレベルを客観的に示すことができ、正当な評価を得やすくなるので、ぜひ自分が目指すレベルに近い資格から勉強を始めてみましょう。