Yahoo!広告「検索広告」とは?料金形態や、メリット・デメリットを解説

Yahoo!広告「検索広告」とは?料金形態や、メリット・デメリットを解説

Web広告2021.06.28

目次


Web広告で多く使われているクリック課金型広告ですが、今回は「Yahoo!広告「検索広告」」について、詳しく解説していきたいと思います。


料金形態やメリット・デメリットを紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。


Yahoo!広告「検索広告」とは


Yahoo!広告「検索広告」は、Yahoo!プロモーション広告の中のひとつで、Yahoo!JAPANを使ってWeb検索した際に、検索結果画面で【広告】と書かれたテキスト表示される広告です。


Yahoo!JAPANと提携している、Bingなどにも表示されます。


検索結果画面の一番上と一番下に、通常の検索結果と同様のデザインで表示されるため、一目見ただけでは広告だと分かりにくいことが特徴です。


ユーザーが検索したキーワードに連動して、広告を表示することができるので、自社の商品やサービスに興味のあるユーザーに対して、アプローチすることができます。


Yahoo!広告「検索広告」の料金形態


Yahoo!広告「検索広告」では、ユーザーが広告を1クリックしたタイミングで広告費が発生する、「クリック課金型」を採用しています。


クリックされなければ、料金が発生することはありませんが、設定した検索キーワードのボリューム次第で、広告費が変動するため、注意が必要です。


また、競合他社が多ければ、クリック単価も高くなりますので、事前に予算を設定しておくことが重要となります。


予算の設定方法


Yahoo!広告「検索広告」で広告運用する際、目標として、広告運用にかける予算を設定します。


目標のコンバージョン数と単価を使って、予算の算出が可能となっており、計算式は、「目標コンバージョン数×クリック単価=広告予算」となります。


広告料金の設定


Yahoo!広告「検索広告」では、自身で決めた予算内で広告料金の設定が出来て、その後に設定を変更することも可能です。


また、広告の掲載費用はクリック単価によって変わってきます。Yahoo!広告「検索広告」はオークション形式ですので、最も入札額が高かった企業が広告主として広告枠を取得できる仕組みとなっています。


広告料金の支払い方法


広告料金の支払い方法は、銀行振込とクレジットカード払いの2種類から、選択可能となっており、広告掲載開始時に入金した広告費から、クリックされた単価が引かれていきます。そのため、クリックされなければ、広告費が引かれていくということはありません。


広告費の残高は管理画面で確認することができるので、予算をオーバーすることなく、運用を進めていくことができるでしょう。


Yahoo!広告「検索広告」の始め方


ここからは、Yahoo!広告「検索広告」の始め方を簡単に説明していきます。


Yahoo!プロモーション広告のアカウント作成


お申し込みフォームで必要事項を入力し、電話番号認証が完了すると、アカウントが作成されます。


広告管理ツールにログイン


広告作成から、広告費の入金や、広告掲載後の効果の測定が行えるツールです。


広告ページの作成


1か月の広告費用や、広告を出稿する際のキーワードが必要となります。


キャンペーン作成→広告グループ作成→キーワード作成→広告作成の順番で進めていきましょう。


広告費用の入金


広告を作成する際の初期費用は無料となりますが、Yahoo!広告「検索広告」で出稿する際は、広告掲載前に広告費の入金が必要です。


広告掲載開始


各設定が終わり、広告費の入金を済ませたら、Yahoo!プロモーション広告の審査が始まります。審査が完了して、ここで初めて広告の配信が始まります。


Yahoo!広告「検索広告」のメリット


ユーザーが検索画面で入力したキーワードに連動して、商品やサービスの広告が表示される仕組みですので、「商品を検索している=見込み客」として、自社の製品に興味のあるユーザーに直接アピールすることができます。


また、広告をクリックされない限り広告費は発生しない仕組みです。


クリック単価は、1~9,999円で自由に設定可能となり、クリック単価が高いほど、広告はユーザーの目に留まりやすい位置に表示されます。


Yahoo!広告「検索広告」のデメリット


画像・動画広告や、インフィード広告は非対応となっています。


Yahoo!広告「検索広告」は、テキスト表示のみの広告なので、ユーザーに対して視覚的にアピールすることは難しい可能性があります。


また、ユーザーの個人情報や興味・関心は、広告配信に反映されることはありません。


専用のタグを設定しなければ、サイトリターゲティングが行われないという部分も、デメリットと言えるでしょう。


まとめ


ここまで、Yahoo!広告「検索広告」についての、料金形態やメリット・デメリットについて、詳しく解説させていただきました。


Yahoo!広告は、非常にシンプルとなっていて、検索結果画面の上位に表示されるため、広告品質によって、売り上げの増加が期待できます。


設定するキーワードの選定や、ユーザーの興味を引くような広告文をしっかり準備して、広告運用を開始していきましょう。