Webマーケティング2021.03.31
目次
Googleの最新版SEO対策のひとつに「モバイルファーストインデックス」というのがあります。
スマートフォンが全盛の昨今、モバイルでインターネット画面を見ている人はすでにPCで見ている人より増えているそうです。
モバイル用のレスポンシブデザインでサイトを制作するのはもう常識とも言えますが、「モバイルファーストインデックス」とはどんな政策なのでしょうか?
Googleのモバイルファーストインデックスはいつから?
Googleはすでに2018年3月27日のGoogleウエブマスター向け公式ブログでこの「モバイルファーストインデックス」を発表しています。
モバイルファーストインデックスとは、要するに「スマホでページを見た時に違和感なく見れるか」ということですので、最近のワードプレスなどのエディタで作っている場合は自動的にスマホ対応になっていると思いますが、要注意なのが昔から続いているサイトです。
このようなページは、スマホ用のエディタで作られていないので、いざスマホで見た場合などにレイアウトが崩れたり、読み込みが遅かったり読みづらかったりします。これではGoogleに「モバイルファーストではないサイト」との評価を受けてしまいます。
Googleのモバイルファーストインデックス対策
それではGoogleのモバイルファーストインデックス対策は具体的にどうやればいいのでしょうか?
モバイル版サイトは必須
Googleが発表した「モバイルファーストインデックス」は、サイトの評価基準をPCでなくモバイルとしています。
そのためサイトにモバイル版のサイトがあるかどうかは評価の分かれ目になります。
また、中途半端にモバイル対策をしているサイト、コンテンツが充実していないサイトもSEO的に上位を狙うことは難しいでしょう。
全ページにモバイル対策をしてあると、対象サイトのGoogleのサーチコンソール上に「モバイルファーストインデックスが適用されました」というメッセージが届きます。
こうしたメッセージが届くことを知らないと、ただ困惑するばかりですが、それなりのアクセスが見込めますというGoogleのお墨付きのようなものなのですから、まずは一安心といったところです。
モバイルエディタとは?
最近では、PC用の重いホームページ制作ソフトとは違った、スマートフォンやiPadから制作できる、サクサクと軽いモバイル用のエディタが発売されています。
中にはアプリもありますので、本当に気軽に使いたい時に使える感覚です。
中には無料なのにPC、スマホ一度にできるエディタもありますが、気をつけたいのが無料版を使っていると「独自ドメイン」が取得できないものもあるということです。
「独自ドメイン」は特に企業などのサイトを作る場合、必ず必要なものですので、最初によく調べてから制作に入ることが重要です。
仮に独自ドメインを途中から切り替えた場合、検索エンジンに出てこなくなったり、せっかくSEOで上位に上がってきても切り替え時にまた最初からになってしまったりとなかなか面倒なことになってしまいます。
まとめ
ここでは、SEO対策のひとつ、Googleの「モバイルファーストインデックス」についてご紹介しました。
PCよりもスマートフォンでウエブページを見ている人がついにその数を抜きました。
GoogleのSEO指標もスマートフォンで見るユーザーを尊重するのは当然のなりゆきだと言うことが出来るでしょう。
モバイルファーストインデックスでは、Googleはサイトの評価基準をPCでなく、ユーザーが多いモバイルにしています。
それだけにユーザーのことを考えた指標だと考えることができます。
最近のモバイルにも対応したエディタで制作している場合はまず問題はありませんが、昔から続いているページなどは、思い切って全ページをモバイル用に移行させるなどの対策が必要です。
中途半端なモバイル対策だとGoogleの評価が悪くなるばかりか、モバイルでの表示が完璧でないため、ユーザーが次第に離れていきます。
現在ではスマホやiPadから制作できるモバイル用エディタも用意されていますので、ぜひ全ページ移行を考えてみましょう。