Webマーケティング2021.03.31
目次
ソーシャルメディアとは?
ソーシャルメディアとは、Web上で提供されるサービスのうち、ユーザの積極的な参加によって成り立ち、ユーザ間のコミュニケーションを促進するサービスの総称です。
特徴として、ユーザ同士の会話をはじめとしたコミュニケーションや、友人同士のつながりの要素に、重きが置かれています。
代表的なソーシャルメディアとしては、ここ数年で大きく影響力を伸ばしているFacebookやTwitterなどのサービスが有名で、広く利用されています。また、*個人のユーザだけでなく、企業も自社の公式ページや公式アカウントを開設し、自社のマーケティングやブランディングを向上させることを目的に利用*を始めています。
ソーシャルメディアの基本機能
普段何気なくソーシャルメディアを使っている人も多いと思います。改めてどんな機能があるのか、広く利用されているFacebookとTwitterを例にみていきます。
基本的には、「基本投稿機能」「(投稿した)記事への反応機能」「メッセージ機能」「API(だれでも使えるように開放されたプログラム)を利用したキャンペーン機能」の4項目に分かれます。
基本投稿機能
投稿の呼び方
Facebookでは「ウォール」、Twitterでは「ツイート(つぶやく)」と呼びます。
投稿文字数の制限
Facebookは特に制限なし。Twitterは140文字という制限があります。
主に投稿されるもの
Facebook、Twitterとも、テキストや画像、動画に加え、企業のURLなども投稿可能です。
位置情報(スポット情報)の投稿
自分がいる場所を知らせることができます。この機能は、Twitterよりも、Facebookのほうが普及しています。
(投稿された)記事への反応機能
友達やフォローしている人の投稿の閲覧
Facebookの場合は、(友達によって)自分のウォールに表示される頻度や優先度が変わります(好みや親密度などを独自に分析する「エッジランク」という機能をもとに、コントロールされています)。Twitterの場合は、フォローしているアカウントの投稿内容が時系列で100%表示される</b>仕組みになっています。
共感を伝える機能
Facebookの場合は「いいね!」ボタン、Twitterの場合は「お気に入り」登録で、共感の感情を相手に伝えることができます。
シェア機能(強い共感)
Facebookの場合は「シェア」ボタン、Twitterの場合は「リツイート」で、強い共感の感情を相手に伝えたり、応援したりできます。
コメント機能
Facebookの場合は、相手の投稿にコメントを残せる機能があります。Twitterの場合は、「メンション機能」によって、相手のツイートに対してコメントできます。
友達・フォロワー機能
Facebookの場合は実名で友達を探すことができ、相手が承認すれば、「友達」として登録され、相手のウォールを見ることができるようになります。Twitterの場合は、興味のある人がいれば(相手の承認に関係なく)自由にフォローすることができます。
メッセージ機能
Facebookの場合、主に「友達」登録がされている人に対して、送信可能です。Twitterの場合、フォローされている人に対してダイレクトメッセージを送れます。
APIを利用したキャンペーン機能
その他のソーシャルメディア特有の用語
ここまでの話に出てきた用語以外にも、ソーシャルメディアを活用していく際、ソーシャルメディア上で使われる言葉を紹介します。
ハッシュタグ
「#」記号のことを、ハッシュタグと呼びます。
ハッシュタグを文頭につけて投稿すると、あとで投稿を見返すときに、検索画面で一覧できて便利です。また、同じハッシュタグを投稿した人の投稿内容を見ることができます。
リプライ
Twitterのみで使われる用語になります。「ツイートに対する返信」のことを指します。
まとめ
ソーシャルメディアは、マスメディアやWeb上のメディアと比較して、ユーザ側からの発信がしやすくなり、ユーザが発信した情報が拡散されやすい特徴があります。
今回はソーシャルメディアの概要に触れました。次回はソーシャルメディアの特徴を最大限に活かすために、どのように投稿内容を練り、ユーザと交流をどのように図っていくかを考えていきます。