Webマーケティング2021.03.31
目次
ホームページを作ったとしても、ホームページの集客ができなければ、意味がありません。今回は、ホームページ集客の基本についてまとめました。
ホームページでの集客に失敗する4つの理由
本題に入る前に、せっかくホームページを作ったのに、集客が上手くいかず、失敗してしまう例を紹介します。
1. 制作や運用を業者に丸投げしてしまう
ホームページを作るだけで集客できると考えて、業者にホームページ制作・運用を丸投げしてしまうというケースです。
以前は、スパム的な手法でGoogleの検索結果を操作して、集客を行う企業が多く存在しました。しかし、Googleは、ユーザにとって価値のある検索結果を見せられるようにするために、スパム的な手法による順位操作を防ぐ仕組みを日々強化しています。
Google検索からの流入を得るためには、ホームページを作ってからどのように運用するかが重要で、ユーザに役立つコンテンツを定期的に提供し続けることが必要となります。
ホームページ集客に成功している企業は、コンテンツの追加など継続的な取り組みを行なっています。
2. ホームページ集客に必要な予算を割かない
必要以上にWeb制作会社に値引き要求をしたり、ホームページ集客に必要な施策に対して予算をかけないケースです。
必要以上にWeb制作会社に値引きを要求する場合、Web制作会社は制作にかかる工数を減らすことになります。その結果、情報量が豊富なサイトを作ることが困難になります。
Googleなどの検索エンジンは、質の高い情報量の豊富なサイトを評価する傾向にあるため、予算を割かないことで、検索順位が低く、十分なアクセス数、集客につながらないホームページになってしまいます。
3. ホームページのデザインを軽視している
ホームページを作ることのみを考えていて、特にホームページのデザイン面まで考慮しないケースです。
ホームページを訪問するユーザをコンバージョンまで導くためには、適切なデザインが欠かせません。
問い合わせ・資料請求・商品購入といったコンバージョンへと繋がる行動へ結びつけるためには、それに適したデザインを施す必要があります。
コンバージョンを高めるためのデザイン事例・ノウハウを持つWeb制作会社を選定し、入念な打ち合わせを行なった上で任せていくことが重要です。
4. ホームページ集客の知識習得に対して消極的
経営者や担当者がホームページ集客に対する知識習得を疎かにしているケースです。
反対に、ホームページ集客に成功している企業の場合、経営者〜担当者に至るまで、SEOなどについて定期的に学ぶ機会を設けていたり、最新情報を収集する機会を設けていたりします。
ホームページを活用することで顧客獲得・販売拡大などを目指す場合、適切なマーケティング戦略を立てる必要があります。そのため、専門的な内容や技術的な内容は業者に任せて、最低限必要な概略を学んで身に付けておくだけでもホームページ集客の戦略を理解するのに役立ちます。
また悪質な業者の言葉を鵜呑みにすることも避けられるため、ホームページ集客に対して無駄な出費をしてしまうリスクを回避することにも役立ちます。
ホームページ集客関連の書籍・ネット検索・信頼できる専門家などから定期的に情報収集する機会を設けておきましょう。
ホームページ集客に欠かせない3つの基本手法
ホームページ集客の基本手法は、大きく分けるとSEO・リスティング広告・SNSの3つになります。
1. SEOを活用した集客
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化についての一連の試作を指します。
自社の商品・サービスに関連する、ユーザが検索するキーワードを調べ、そのキーワードで検索された場合に上位で表示されるような対策を行います。
SEOを活用した集客対策は、大きく分けると下の2つです。
・内部対策
Webサイト内やWebページ内における対策を行うことで、検索エンジンからサイト内部について評価してもらう一連の対策を指します。
・外部対策
WebサイトやWebページの内容と関連性の高い良質なリンクを収集することで、検索エンジンからの評価を高める一連の対策を指します。
2. リスティング広告を活用した集客
リスティング広告とは、主に検索エンジンに連動する広告を指します。
ユーザが検索窓に打ち込んだキーワードに対して、関連性の深い広告を検索画面の上と右側に表示されます。
具体的には、Yahoo!リスティングやGoogleアドワーズなどが挙げられます。
広告なのでもちろん有料ですが、早期に結果を出したい場合に有効です。料金体系はクリック課金となっているため、費用対効果を見て調整することが可能です。
3. SNSを活用した集客
SNSを活用した集客とは、SNSに話題や口コミになりやすい内容を投稿してユーザに興味を持ってもらうことで、自社のホームページまで誘導する一連の施策を指します。
具体的な例として、Facebook・TwitterなどのSNSに、記事タイトルを工夫した記事を投稿したり、目を引く画像を入れた記事を投稿したりする方法などが挙げられます。
口コミやシェアによって情報が広がるSNSをホームページ集客に活用することで、潜在的な顧客層にもリーチできるメリットがあります。
以上3つの基本的な手法に対して、自社の状況や強みに合わせた予算を配分し、適切に組み合わせて活用することでホームページ集客につなげます。
また、ホームページの集客状況を見ながら定期的に分析を行うことで、集客状況の改善を図っていくことが大切です。
まとめ
今回は、ホームページ集客の基本についてまとめました。
ただホームページを作るだけでなく、重要なポイントを押さえて運用することで、集客結果は大きく変わります。
これからホームページ制作を検討している企業も既にホームページを開設している企業も、自社のホームページ集客に対するスタンスを見直してみましょう。