広告効果測定のおすすめツール4選

広告効果測定のおすすめツール4選

Webマーケティング2021.03.31

目次


3つの基本は、広告効果測定を行う上で非常に重要ですが、効率良く行うには多くの経験と能力が求められます。経験と能力は容易に得られるものではありませんが、有益なツールを使用することで誰でも容易に重要な要素を押さえて広告効果の測定が行えるようになります。そして、経験者の多くはツールを使いこなしています。そこで、今回はWEBマーケティングにおける広告の効果測定ツールと広告測定に役立つ関連ツールを紹介します。


広告効果測定おすすめツール4選


1. ウェブアンテナ / ビービット


株式会社ビービットが提供する、広告効果測定ツールです。*アトリビューション分析に強く*、媒体別、広告枠別、バナークリエイティブ別などの様々な軸で効果を把握できます。また、*iPhoneなどのスマートフォンやソーシャルなどの計測が可能*です。


大手企業からベンチャーまで、EC・人材・不動産・金融など様々な業種の企業に選ばれています。サポートも手厚く、導入から運用まで電話・メール・お打ち合わせで相談が行えます。


2. アドエビス / ロックオン


株式会社ロックオンが提供する、広告効果測定ツールです。10年以上にわたりあらゆるデータを蓄積してきた実績と、中小規模のサイトから大規模なサイトまで幅広く利用されている、7000件以上の導入実績も安心と信頼の証になっています。


ロックオンが提供している他のツールとの連携も可能で、*月間20億リクエストもさばききる強固なシステム基盤を持つ高い安定性*を誇ります。


3. ADPLAN Ver.6 / オプト


株式会社オプトが提供する広告効果測定ツールです。流入経路についての分析が出来るのは勿論、ADPLAN LPO、ADPLAN EFOなど他のツールと連携してサイトを改善出来ます。*スマートフォンサイトの解析にも対応しており、直感的な操作が可能なインターフェイスを採用*しています。


4. CAMP / サイバーエージェント


株式会社サイバーエージェントが提供する広告効果測定ツールです。


スマホアプリの広告効果測定まで対応しており、*リワード広告の計測ができるなど、アプリの分析にも優れています*。料金もリーズナブルで、導入もタグを設置するだけの簡単なものです。


次の表に、4個の広告測定ツールの機能比較をまとめました。


カートリカバリー


ECサイトにおいて、商品をカートに入れたまま購入せずにそのままサイトを閉じてしまうことを「カゴ落ち」と言います。*カゴ落ちの割合は全体の7割にも及び、一度サイトから離脱してしまった顧客を呼び戻すのは至難ですが、それを防ぐのがカートリカバリーです*。


カートリカバリーは低コスト運用で導入も簡単であり、計測タグをサイト上に設置するだけです。それで顧客のアクセス状況や効果をリアルタイムで確認でき、メールの管理も簡単に行えます。


SmatPlate


見た目はICチップが埋め込まれたただのカード(シェル型もあります)です。このカードにはスマートフォンなどで読み取るコードが印刷されていますが、このコードは普通のものとは違います。通常のコードは読み込むと決まった対象のページにジャンプしますが、*SmatPlateではスマートフォンなどでアプリ連動することでジャンプする対象を任意に変更可能です*。


開くコンテンツが変更されるたびにコードを新しくしたり印刷しなおしたりするといった手間がなくなり、コードを変更することなくジャンプ先の変更が可能なのです。開くコンテンツはWebサイトではもちろん動画やSNS、地図や電話番号など、あらゆるものが可能です


brick


サイト管理ツールのGoogleアナリティクスと連携し、*広告の効果やサイトの課題点などのデータの抽出を容易にするツール*です。初期費用なしで1ヵ月単位での利用が可能であり、導入はアカウントと連携するだけで完了します。


また、Googleアナリティクスの導入及び設定についての設定支援サポートも用意されており、最初の基礎段階から安心のサポートを受けることが可能です。


VWO


「Visual Website Optimizer」(ビジュアル・ウェブサイト・オプティマイザー) の略であり、*ABテストやスプリットテストなどを行うツール*です。


ABテストというのは、わかりやすく言うとサイトに変更を加えた際のビフォーアフターの比較です。VWOはこの比較を効率的に行えるツールで、より洗練されたサイトデザインに修正していく上でとても役立ちます。基本的にはJavaScriptを埋め込むだけでVWOの機能が使えます。


Sibulla SoftBank C& S Editon


数あるサイト解析ツールの中でも特に時間のない「忙しい人」向けに設計されています。


*特徴としては、ログインせずにサイトの解析結果を見れたり、結果に応じてアドバイスコメントを表示したりする機能があります*。また、一つのアカウントで複数のサイトを管理でき、解析内容はメールで受け取ることが出来ます。


アドエフェクティブ


*とにかくなんでもできるオールインワンな広告効果の管理ソフトです*。


顧客と掲載媒体を一元管理し、案件に適したマッチングや過去に掲載した広告の履歴等の情報を全て蓄積します。専用の管理タグがあり、広告掲載の進捗管理も可能です。蓄積されたデータを元にしたレポートも専用も画面が用意されており、広告主用と媒体主用で別々にあります。


アドクロック


*バナー配信関連に特化しており、WEBサイトの広告枠を管理画面で一元管理する機能をもったツール*です。


広告に専用タグを付けるだけで簡単に配信管理が可能です。掲載方法の豊富さ、細かいレポート、ライブラリ機能で確認し易い広告管理など、さまざまな特徴を持っています。このツールもひとつのアカウントで複数の広告枠を一元管理出来ます。


価格が安く導入しやすいツール


「アドエビス」は初期費用が0円で月額1万円から利用できるため、今回紹介しているツールの中でもっとも導入しやすいツールです。また、多くのツールは専用のタグを設置するだけで導入が完了します。


サポートが手厚いツール


「アドエビス」はサポートが手厚く、導入から運用まで電話やメールで質問・相談が行えます。広告の管理の経験が無い場合や浅い場合でも安心して利用できます。


「ウェブアンテナ」も導入から運用まで電話やメールに加え、直接会って質問・相談が行えます。出稿企業だけでなく代理店も質問・相談が可能です。


分析機能が豊富なツール


「ウェブアンテナ」は、分析機能が豊富です。検証方法の相談も行える為、より幅の広い分析を行ないたいときには特におすすめです。


また、「アドエフェクティブ」も細かいレポートの管理が可能で、専用レポート画面が用意されていて細かい情報の管理が容易です。


アプリまで対応しているツール


広告の効果測定ツールでは、あくまでPCサイトやモバイル(スマホ・タブレット)サイトのみに対応しているツールが多いですが、「アドエビス」と「CAMP」は全てのデバイスに対応しています。Webサイトと並行してアプリも管理したい場合におすすめです。


他の機能と連携できるツール


「ADPLAN」と「アドエビス」では、LPOツールやEFOツールなども開発しており、それらと連携して改善することが可能です。


WEBマーケティングに必要なツールとは


今回紹介したツールは大きく分けて3種類です。一つ目は11種の中でも最もラインナップの多かった「WEBサイトの解析ツール」。二つ目はVWOのような「サイトデザインを洗練するツール」。そして三つ目はSmatPlateのように「外部から直接WEBサイトへの顧客誘導をするツール」。


顧客をWEBサイトに呼ぶだけならSmartPlateだけで良いですが、そのサイトの広告効果を詳しく調べるためには解析ツールが必要です。そして、解析結果をもとにサイトを修正するにはVWOのようなデザイン修正ツールが役に立ちます。


まとめ


人が広告効果測定を行う際の基本として、*「成果に絞って見る」「個別の広告ごとに比較する」「各種Web広告を一元化して見る」と言う3つは、常に念頭に置いておく事が重要*です。


また、ツールを導入する際、基本は価格面や最低契約期間、対応デバイスで選びます。その他、広告効果測定とアクセス解析は組み合わせて一元的に見ようとすると非常に複雑な為、測定や分析を一貫して行えるツールを選ぶ事も重要です。その点では、導入のしやすさと分析機能の多さから始めて広告分析ツールを利用する場合、アドエビス、ウェブアンテナが特におすすめです。